―― 船内の設備・施設で、ご好評を賜ったのはどの設備・施設でしょう。
竹山:本格的なサウナは、利用された方には好評でした。また、だんだん船に慣れてくると、皆さまラウンジで過ごされることが多くなりました。ロビーにコーヒー、紅茶の無料サービスの機械があるので、そこで飲み物を手に持ったり、バーでお酒を頼んでラウンジへ行かれたり、という感じでした。絵を描く方、本を読む方もいらっしゃいました。
―― イベントも、もちろんいろいろご用意したのでしょうね。
南家:クイズ大会、オランダの伝統的なダンスと歌など、いろいろありましたが、だいたいいつもは八〜九割くらいの方にご参加いただいていました。皆さん、お楽しみいただけたと思います。
竹山:特によかったのは、オランダの伝統的な踊りと歌などでしょうか。歌と踊りを披露してくれたオランダの人たちはかなり高齢の方々だったのですが、英語も分からないような方たちで、オランダの田舎にまだ、こんな素朴な人たちがいたのかとびっくりしましたね。
南家:ひとりでピアノ、バイオリン、マンドリン、木琴などを演奏する、ミュージシャンも雰囲気を盛り上げてくれました。ポップスからクラシックまで、幅広い音楽で楽しませてくれました。
竹山:ラウンジでは、もちろんダンスもできますので、踊りたい方はぜひ踊っていただきたいですね。
―― ところで、セレナーデ号では、添乗員に用のある場合はどうすればよいのでしょう。
竹山:従来はチャーター船でも、添乗員の居場所が船室のほかは確保が難しかったのですが、セレナーデ号では、ロビーにある船の受付の反対側に添乗員のデスクがありますから、なにかありましたらこちらにおいでいただければ大丈夫です。
―― それは便利ですね。ところで、船のスタッフは全体的にどうでしたか。
竹山:みんな一生懸命やってくれている、という感じでした。若い女性のスタッフなどは、最初の頃は震えているくらい緊張していて、ちょっと可哀想な気がしたくらいです。正直なところ、処女航海の際には、すべてがスムーズとはいきませんでしたが、あれだけ一生懸命にやっていれば、どんどんよくなってくると思います。レストランマネージャーも日本語を自分から覚えようと努力をつづけていましたから。
―― さて、最後にオランダ運河クルーズの旅としての印象も聞かせてください。
南家:オランダの菜の花や桜などが、ちょうど咲き始めた頃でよかったと思います。チューリップ畑はまだ盛りには一歩前でしたが、キューケンホフ公園はすっかり花満開の眺めとなっていましたし、本当に名も無いような小さなオランダの街に行くほどに、なんともいえない旅情があってよかったと思います。まだ体験されていない方は、来年の春にでも、ぜひオランダの運河の船旅をご経験いただきたいと思います。もちろん、セレナーデ号で。
―― ぜひ、セレナーデ号の船旅に、ひとりでも多くの方にご参加いただきたいですね。 (構成・佐藤) |